2003.08.09
SOUND CONIFER 229 青春の影 ~K.ODA & CHAGE&ASKA~
富士急ハイランド CONIFER FOREST
台風接近!
今回のライブにはファン友達のFちゃんと夫と3人で行くことになっていた私。しか~し、台風が接近中?!
3人して雨男雨女だからいけなかったかしらと思いながらも、開催されることを祈りつつ当日を迎えました。
夜中は雨風がうるさくて眠れなかったし朝になってもすごい雨風。
これは無理かも・・・と思いながらも電話でインフォメーションを聞いたところ予定通り開催ですって!
そんなわけですごい嵐の中東京から富士急まで車で向かったのでした。
帰省ラッシュのはずなのに台風のおかげで高速道路は空き空き。
その代わりハンドルをとられるほどの風、時々前が見えなくなるほどの雨でドキドキしながらの運転でした。
でも富士急につく頃には次第に台風の雨ではなく普通の雨に変わってきました。
そして開場頃にはなんと雨が上がってる!!
どしゃ降りの中の野外ライブになるかと思っていましたが、そうじゃなくて良かった!
驚いたのが、富士急の休憩室を出たときの列。
フジヤマの下辺りにいたのですが、CONIFERまでにすごい列が出来ていたのでした。
なぜそんな列が出来ているのかはわかりませんでしたが、とりあえず最後尾を見つけるために逆流。
歩いても歩いても全然みつからないのです。
富士急の駐車場も通り過ぎて裏口みたいなところを出てようやく最後尾を見つけました。
CONIFERからはかなり離れてます。
開演に間に合うのでしょうか・・・。
列はゆっくりと前に進んでいくのですが、その間にも列に並列して並んでいない人が列に合流してくる。
あんなに後ろまで行ってちゃんと並んでいる私達はいったい何??と思ってしまいました。
そうしたら前に並んでいたCHAGE&ASKAファンの方が、途中で列を整理をしているCONIFERかどこかのお兄さんに、横入りしてくる方々に関して抗議されてました。
私は心の中で思っても、そういうことできないので、すごいなぁと思いました。
でもその方は正しいと思う!
同じファンがそうやって横から入り込んで来てるかと思うと悲しくなりました。
それと同時にもっとちゃんと交通整理(?)してほしいと思いました。
開演が近づくにつれ列を抜け出し歩道を下りて車道を走って先へと進むファンが続出・・・。
同じファンかと思うとほんとに悲しい限りです。
その頃既に先に会場に着いている別の友達からメールが。
松本晃彦さんのオープニングアクトが始まったと。
なんですって?!
CHAGE&ASKAが出たわけではないですが、でも関係者だしなんだか悲しかったです。
やっと会場に到着
ようやく会場に着いたのは開演予定時刻を10分過ぎた頃でしょうか。さすがに始まってはいません(笑)
雨の後で足場はかなりびしょびしょになってました。
でも本当にたくさんのお客さんが入ってるのです。
あの嵐の中みんなここまでやってきたのだなぁと思ったらなんだか嬉しくなりました。
今回のステージは通常の前にあるステージの他に、センターステージのようなものがありました!
もしや席が近いかも!なんて思いましたが、今回の席はかなり見にくい席だった・・・。
あんなところまで客入れちゃうのね~という席でした。
イベントだからしょうがないのでしょう。
前のステージの両側にスクリーンが、そしてそのステージの向かい側にも大きなスクリーンが設置されていました。
なぜそんなところに?と思いましたがいろいろ役に立っていましたね。
さてさて、もうすぐライブの始まりです。
その前にとっても驚くことが起きました!
自分の席に到着して、座ったときのことです。
突然後ろの席の方が声をかけてきたのです。
「失礼ですが、もしかしてToiちゃん??」
って。
「えっ?」と思いながら後ろを振り向くと、も、も、もしかして、Oさん?!
思わず私も聞き返してしまいました。
ASKAさんのIDコンサート初日横浜アリーナでのことです。
このとき初めて発売されることになったASKA袋。
個数限定で発売されるという噂が流れその噂を信じてしまった私は友達とともに朝5時台の電車に乗って7時には横浜アリーナに到着。
確か並んだのは2番目くらいでしたでしょうか(笑)
そのとき前だか後ろだかに並んでいたのがOさんたちでした。
7年前くらいでしょうか。
そのときからお手紙のやり取りをしたり、その後のライブでも何度か連絡を取り合って会場で会ったりしていたのですが、大学生になってサークルやら勉強やらで忙しくなりすっかり手紙も書かなくなってしまっていたのです。
もう何年も会ってないのに私の顔を覚えていてくれてしかも声をかけてくださるなんて本当にうれしかったです。
あまりの驚きに、しばらくの間手足ががくがくしてしまいました(笑)
1万5千人も入ると言われているこの場所で偶然にも前後に座ったなんてことは本当にすごいことですものね!
本当に本当に素晴らしい再会でした。
Set List
メドレー~SAY YES
~ラブストーリーは突然に
~青春の影
めぐり逢い
眠れぬ夜
SAY YES
Yes-No
キラキラ
夏の日
NとLの野球帽
not at all
終章
たそがれ
心の旅
サボテンの花
ラブ・ストーリーは突然に
僕はこの瞳で嘘をつく
言葉にできない
太陽と埃の中で
YAH YAH YAH
YES-YES-YES
青春の影
ライブ始まり始まり~!
とうとうライブの始まりです。ステージ下手袖から現れた小田和正さんとCHAGE&ASKA。
小田さんとASKAさんが白いシャツだったのでなんだかかぶっていました(笑)
ASKAさんはTHE LIVEのときの衣裳にとても似ていた気が。
CHAGEさんは白いTシャツに黒いシャツをはおってらっしゃいましたね。
ステージ上に現れた3人はそのままセンターステージへ。
あのセンターステージへの通路の近くにいるお客さんいいなぁ・・・。
やはり今回は回りに背の高い人がいるのもあってとても見にくかったです。
かなりの割合でスクリーンを見てました。
そして3人だけで始まったSAY YES~ラブストーリーは突然に~青春の影のメドレー。
今までみたことのない(聴いたことのない)小田さんとのハーモニーです。
なんだかとても不思議な感じです。
そのままめぐり逢いへと続きました。
どこでMCが入ったかなど詳しいことは覚えてないので、覚えているMCをちょこちょこっと書いてみます。
やはり天候のことは気にされていました。
天候の悪さでリハーサルもまともにできなかったとか。
「言い訳みたいに聞こえますけど。」なんておっしゃってました(笑)
小田さんが、私のファンの方々はご存知かと思いますが・・・なんて天候のことを話してました。
どうやら小田さんは雨男らしいのです(笑)
だからCHAGE&ASKAのおかげで晴れたみたいな感じに言われてました。
CHAGEさんとASKAさんって晴れ男なんでしたっけ?
あ、そうそう、小田さんが突然、「柴田くんが。」なんて言い出すからとってもおかしかったです。
どうやら今回の練習中ずっとCHAGEさんのことを「柴田」とか「柴田君」とか呼んでいたらしくて(笑)
途中柴田&宮崎なんておっしゃったりもしてホントに面白かったです。
小田さんって面白い方なんですね。
「CHAGE」って呼ぶのが恥ずかしいらしいです。
それから途中で突然ファンの割合まで話し始めちゃって。
小田さん、「CHAGE&ASKAのファン65%、小田さんのファン35%という感じですね。」ですって(^-^;
実際どうだったのかはわかりませんが、小田さんはこれを繰り返し言っていたので、そんなに言わなくてもぉ~と思ってしまいました。
そんなにわかりやすかったんですかねぇ(;'∀')
メドレーでも歌われましたが、その後またSAY YESをフルコーラスで歌われました。
サビでの二人のハーモニーとはまた違った3声のハーモニー、とっても素敵でした。
小田さんの曲Yes-Noの後、CHAGEさんとASKAさんは一度袖へ。
ここから2曲ずつは個々に歌われました。
小田さんは曲の前にMCをされていましたが、これがまた面白い(笑)
今回このライブのバンドメンバーはすべてCHAGE&AKSAのメンバーということで、もちろん練習も彼らたちと一緒だったそう。
そこでなんとなく小田さんが、「バンド名はついているのか?」と聞いたところ、まだついてないと答えたので、「本番までに考えておくよ。」と言ったそうです。
そこで小田さんがこの日命名しました!
その名も「台風一過バンド」(笑)
この名前のおかげでバンド名を口にするたびにこの日のライブを思い出せるじゃないですか、と。
確かに(笑)
小田さん面白いです。
他にもCHAGEさんとASKAさんが袖に入っちゃったからって、65%の方々ごめんなさいね、なんて言ったりして。
ここで歌われた歌はキラキラと夏の日。
どちらもスクリーン下に歌詞が出ていたことにびっくり!
やはりファンではない人たちのために出してくれているみたいです。
そしていよいよCHAGE&ASKAの番!
1曲目はNとLの野球帽。
なんだか野外でこの曲もまたかっこいいですねぇ。
もちろんサビでは一緒に手をあげて歌いました!
こういうところでファンかそうでないかってわかりますね(笑)
2曲目はnot at all。
これはおとなしくシーンとして聞いてました。
そうそう、ファンの違いで面白かったこと。
CHAGE&ASKAのファンってバラードは手拍子もしないで静かに聴きますよね。
だけど小田さんのファンの方々はCHAGE&ASKAのファンだったら手拍子しないだろうなという曲も手拍子をするのです。
さらに、手拍子の仕方が違う。
小田さんのファンの方々はCHAGE&ASKAのファンの倍叩いてらっしゃって。
だから8分音符に合わせて手拍子するとき、CHAGE&ASKAファンだと1、3、5、7拍目とか2、4、6、8拍目にするのですが、小田さんファンは全部叩いているのです。
どちらがどうとか言うのではなく、やっぱりファンによって決まりごとってあるんだなぁって思いました。
とっても新鮮で面白かったです。
そして次は再び3人でセンターステージへ。
CHAGEさんの終章です。
これがまたいつもとは違う3人のハーモニー。
素敵でした。
もちろん二人のハーモニーも素敵ですが、こんな新しいハーモニーも良いですね♪
そして次の曲たそがれ。
小田さんの曲ですね。
ASKAさんが「ちょうど黄昏時になるかなと思ってましたが、もう暗くなっちゃいましたね。」なんておっしゃってました。
でもこの頃月が出ていたんですよ。
台風だった空に月が見えたとわかったときにはみんな感動でした。
星もいくつか見えてました。
たそがれが終わったところで、なんとゲストが!!
財津和夫さんです。
なんだかセンターステージがすごいことになってきました。
おじさん(失礼(^-^;)4人が座って、昔の話に盛り上がってます(笑)
小田さんとASKAさんって結構ぼそぼそ話すので聞こえないことが多いのです。
席の問題もあったのでしょうが、妙にステージ上で盛り上がってしまっているようにも見えました(^-^;
お~い、置いてかないで~。
それにしてもCHAGEさんもASKAさんも若く見えますね(笑)
やっぱり先輩後輩の関係がよくわかる感じでした。
財津さんを迎えて歌われた歌は心の旅とサボテンの花。
残念ながら心の旅はわからないのですが、サボテンの花はちょっと前にドラマで有名になりましたものね。
この曲の前にCHAGE&ASKAファンには有名な話、高校時代のCHAGEさんのバンド活動の話になりました。
さも自分の曲のように歌っていたというあの話しですね(笑)
そんな話の後サボテンの花が歌われて、確か最初に歌われたのがCHAGEさんだったと思います。
あの話を思い出しながら聞いていたら、なんだか高校生の頃のCHAGEさんを見ているような気がして嬉しくなりました。
きっとCHAGEさんはあの頃のことを思い出しながら歌っていたことでしょう(*^-^*)
3人から4人なってさらにハーモニーに厚みが増し、またまた素敵でした。
財津さんお帰り後、今度はセンターステージに今泉さんが登場してボンゴでしたっけ??それと一緒に3人のギターで、ラブストーリーは突然にを歌ってくれました。
さらにあのSTAMPに入らなかった僕はこの瞳で嘘をつく(笑)
やっぱりかっこいいですね、このアレンジ!
歌う前にCHAGEさんは、THE LIVEでもおっしゃっていたように、きっとみなさんご存知の曲だと思いますとおっしゃってました。
そして次に小田さんの曲で言葉にできない。
この曲CHAGEさんがとってもお気に入りだそうで、歌う前にかなりおっしゃってました♪
とってもしんみりした曲でシーンとして聞いてしまいました。
次に今度は小田さんが、この曲好きなんですよ、とおっしゃって始まったのがSTAMPバージョンの太陽と埃の中で。
1番が終わったところで、すべての楽器が鳴り出しメインステージが明るくなりました。
それと同時に3人もメインステージへ移動。
やっぱりこの曲大好きです!!
小田さんファンもきっとご存知の方多かったでしょう。
最後はCD通りのハモリを小田さんと一緒にやってくれるのかなぁと思っていましたが、そうではなく、そのまま、なんとなんとオリジナルバージョンのYAH YAH YAHへ!!
オリジナルバージョンはかなり久しぶりです!
嬉しさのあまり、思わず叫んでしまいました私(笑)
明らかに小田さんファンであるだろう前の席の方もいつの間にか一緒になってこぶしを振り上げていて、なんだかとってもうれしかったです(*^-^*)
腕が死にそうになりながらも頑張って最後までこぶしを振り上げました(笑)
そしてその後、小田さんのYES-YES-YES。
この曲が終了後、終わりかと思いきや、もう一度センタステージに戻ってきてくれました。
そして最後に歌われたのがライブのタイトルにもなっている青春の影。
しかも2番は替え歌で歌ってくれました。
みんな今日は 本当に本当にありがとう
こんなに多く来てくれて
楽しい時は いつも早く過ぎて行く
忘れられない思い出になったよ
いつかまた遠い夏の日
こうしてこの場所で 会えたら
その日その時までの約束
みんな元気で その日まで
2番の歌詞が替え歌だとわかった途端客席からも歓声が上がりました。
3人の素敵なハーモニーでここでしか歌ってもらえない歌詞でこの曲を聴けて本当に嬉しかったです。
最後に三人が袖に入っていくと同時に、おととしのライブでもあがった花火が上がりました。
大きな花火ではないですが、あげている場所が近く、大きくないからこそ高く上がらなくて本当に近い!という感じで素敵な花火でした。
客席の歓声もすごかったですね。
全体的な感想ですが、3人がおっしゃっていた通り練習が少なかったのかなぁというのは感じました。
3人で弾いているときのギターの音間違いが激しかったので(笑)
いつも自分が聴いている曲なのに、それを3人でハモるとまたこんなに違った感じで楽しめるんだなぁって思いました。
多ければ良いというわけではないですが、やっぱり厚みのあるコーラスは素敵ですね。
貴重なハーモニーを聞けて本当に幸せです。
CHAGEさんと小田さんの高音が似ていてASKAさんの声がだいぶ違いがあったので、妙にASKAさんの声が目立っていた印象を受けました。
それから小田さんの高音の出し方って宇佐元恭一に似てません?
そんなことを思って一緒に行った友達に言ってみたら同じことを思っていたみたいです。
宇佐元さん元気かしら(^-^)
台風で一時はどうなることかと思いましたが、大変な思いをしてここまで来て本当に良かったです。
席が悪くて見えなくても、やっぱり同じ時間を同じ場所で共有できることって素晴らしいですよね。
北海道も行けたらいいな!!
相変わらずまとまりのないレポになってしまいましたが、おしまいです。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました!