* Live Report *

2004.04.12
CONCERT TOUR 2004 two-five
大宮ソニックシティ


行って来ました!コンサートツアーtwo-five!
まだツアー2日目ということでなんだかドキドキ・・・って自分がやるわけでもないのに(笑)
前回私たちが観たライブが札幌ドームのカウントダウンライブだったので、今回の会場の狭さとステージまでの近さにドキドキ。
自分の引越しの片づけを挟んでしまい結構忘れてしまっていることも多いですが頑張ってレポします!


Set List
オープニングフィルム
On Your Mark
ripple ring
HANG UP THE PHONE
no no darlin'
-MC-
36度線-1995夏-
天気予報の恋人
誰かさん~CLOSE YOUR EYES~
-MC-
光の羅針盤
心に花の咲く方へ
SOME DAY
C-46
-MC-
群れ
熱風
Sons and Daughters~それより僕が伝えたいのは
-MC-
この愛のために
青春の鼓動
CATCH&RELEASE
僕はこの瞳で嘘をつく
YAH YAH YAH
SAY YES
-MC-
not at all
-語り-
WALK
エンディングフィルム


今回もオープニングフィルムがあるということでどんなものかとドキドキ。
また何か笑えるものなのかと思っていたのですが今回はだいぶ違うものでした。
いつものようにストーリーを作って映画を作るという感じではなく、CHAGE&ASKAの歴史、というよりもそれだけでなく二人それぞれの歴史みたいなものを感じさせるものでした。
さすが25周年という感じでしょうか。
突然ASKAさんの語りみたいなものから始まりました。
それからいろんな映像が映し出されます。
まだ太鼓に届かないほど小さい頃飛び上がりながら太鼓を叩いて大人たちの注目を集めていたお祭り好きな柴田少年を思わせる映像、剣道一筋だった宮崎少年を思わせる映像、そして音楽を始めた頃の二人を思わせるような映像は本当に昔の二人なのではないかと思ってしまうようなもの、他にもいろんな映像が映し出されて二人の歴史を感じ、また映像一つ一つをみてこれはこういうシーンだあれはこういうシーンだとわかる自分にも気づきファンになってから自分もだいぶ長く経つんだなぁなんて考えていろんな意味で最初から感動しました。
オープニングフィルムで感動して涙が流れたのは初めてです。
とにかく最初から感動してしまいました。
CHAGEさんのピースマークの指輪とASKAさんのヒランヤのペンダントの模様が重なった映像や今回のCとAのロゴなどひとつのものから別のものへと変わっていく映像にも思わずおぉっとか思ってしまいました。
っていうかこのとき初めてCとAのロゴが数字の25を現していることを知った私・・・。
こんな人はきっと私だけでしょう(笑)
お二人はほとんど出てこられなくて、ちょっと出てきたときの演技がやっぱり役者ではないなぁと思ってしまうものの(笑)、最初からいろいろ考えさせられたり感動させられたりで、しかも今までと違っていたので驚いてしまいました。
あまりに昔を思い出させる映像だらけだったので、解散コンサートとか追悼番組とかをみてる気分になってしまうくらいでしたもの。
そんなわけでこれからいったい何が始まるんだろうと思っているところでお二人登場。

なんと最初からOn Your Markです!
SUPER BEST 3ではラストの曲だったし、私にとってはいろんな意味で思い出深い曲でもあり、またまた1曲目から感動です。
SUPER BEST 3を思い出すし、韓国ライブでASKAさんが涙したことも思い出すし。
でもオープニングということで今回はとっても明るくみなさん手拍子。
こんなOn Your Mark初めて(笑)
後ろではLEDか何かでできてるスクリーンで宮崎さんの映像が流れてました。
そう言えばやっぱりホールは狭いからか両端にスクリーンがないんですね。
ステージをよく見るとピースマークとヒランヤの模様が上のほうに何気なく使われていて凝ってるなぁって思いました。

そのまま聞いたことのないような雰囲気の曲でCHAGEさんとASKAさんが思い思いに歌います。
“たどりつきたい”。
何度も繰り返しています。
そのうちに“たどりつきたい Heaven”と歌われてることに気づき、「えっ?どこかで聞いたような・・・。」と思ってるうちにイントロが!!
驚きです!!
なんとripple ring!!!
思わず叫んでしまいました、こんな曲が生で聴けるなんて!!
やっぱりtwo-fiveは今までのライブと違うっ!!なんてさらに興奮する私(笑)

心地よく聞いた後は、HANG UP THE PHONE
これまたSUPER BEST 3のASKAさんとブラスチームを思い出しちゃって腰をフリフリ横揺れしたくなっちゃうんですね、私(笑)

そして次のイントロ。
これまた会場大盛り上がり!
no no darlin'です。
これを聴くのもいつぐらいぶりでしょう。
もしかしたら福岡のカウントダウンライブのときでしょうか。
あのときのバージョンとは違って、またCDのバージョンとも違った感じで新鮮でした。

そしてMCです。
まずCHAGEさんから。
ツアー始まりました、長いです、12月までです、みたいな感じでしたね。
そしてその後ASKAさんが、付け足します!と初めて(笑)
今日は新曲を2曲やります、先に言っておきます、そうじゃないと僕らはお客さんのってくれるだろう、って思ってたりするんだけど、お客さんはのっていいのかどうなのかって思っちゃうみたいで、お互いなんだか変な感じになっちゃうから、みたいなことだったと思います。

そんなわけで早速新曲1曲目を披露してくれました。
36度線です。
タイトルを聴いた途端、おぉっ!これが!と思ってしまいました。
残念ながら歌詞はほとんど聞き取れませんでしたが生で聴けただけで嬉しかったです。
これ、一時期ニュースステーションのテーマソングだったんですよね。
でも私はそれを知ったのが他の人の曲に変わっちゃった後だったので聴けなくてショックだったのです。

その後、これまた驚きの天気予報の恋人
これもイントロが始まった途端みなさん大喜びでした。
もちろん私も。
かなりファンからのリクエストが多い曲で、リハーサルでもだいたい最初はこの曲があるらしいのですが、いつもいつの間にか途中で却下されちゃうって昔話されてましたよね。
とうとうこのライブで実現されたみたいですっごく嬉しかったです。

さてさて、その次にまた驚きの曲、誰かさん
これもまた叫んでしまいました。
叫びっ放し(笑)
私はBIG TREE TOURには参加してないので恐らく生で聴くのは初だと思います。
最後のほうのハモリとかすっごく好きなんですよ~。
生で聴けてすっごくうれしかったです。

さてさてこの後またMCです。
このときのMCがまた面白かった(笑)
CHAGEさんです。

Cさん「今回初めての方いらっしゃいますでしょう、私はCHAGEです、もう1回いっときます。タイミング間違えないでください、傷つきますから。」

(笑)
CHAGEさんよく間違えられるのでしょうか(笑)
その後ASKAさんが先ほどの36度線のお話を。
前にニュースステーションのオープニングでかかっていた曲なんだけど、でもほんの少し最初の部分が流れただけですぐに“ニュースステーション”という声が入って番組が始まってしまうのでショックだったとおっしゃってます(笑)

この辺でしたでしょうか、座ってくださいとCHAGEさんがおっしゃったのは。
そして

Cさん「また新曲やります!」

とCHAGEさん。
市川では曲名を忘れちゃってたみたいです(笑)
そしてCHAGEさん、はりきって“光の羅針盤です!”と曲紹介をして曲に入ります。
しか~し、なぜかイントロ辺りでCHAGEさん、マイクをはずしたところで大きな声で何かバンドメンバーに叫んでました。
何が起こったんだ??
曲はバラードでした。
36度線のASKAさんより歌詞は聞き取りやすかったのですが今となっては忘れてしまった・・・。
でもすっごくいい感じの曲でした。

次にASKAさんのソロ、心に花の咲く方へ
これはカウントダウンライブでも聴いたし~と思いつつ、やっぱりしっとりといい曲ですね。

そして次にSOME DAY
これもカウントダウンライブでも歌われましたね。
CHAGEさんの声の伸び本当に綺麗です。

そして次にC-46
これは何度聴いても切なくなってしまう曲ですね。
22周年を迎えた8月25日にSOUND CONIFERで新曲ですと紹介されて聴いたときのことを今でも思い出します。
あの時もいろいろあったこともあってすっごく切ない気持ちになったのを覚えています。
これからもこの曲を聴くとSOUND CONIFERのことを思い出すんだろうなぁ。

そしてまたMC
CHAGEさんたらいきなり。

Cさん「みなさんに謝らなければなりません。さっき曲紹介で光のなんて言いました??“らしんばん”って言いましたよね?間違えました、羅針盤と書いて“コンパス”と読むんです。」

と(笑)
だから曲のイントロで叫ばれていたんですかね(笑)

次に群れです。
これもカウントダウンライブで聴いたなぁと思いつつ(笑)

しかし次に出た曲がまた驚きでした。
だって熱風ですもの!!
あまりの驚きにかなり叫びました(笑)
正直あのときのライブを再現すると言われている8月のライブ、楽しみではあるけどいったいどんなふうになるんだろう?って結構不安だったんです。
でもこの曲を聴いて不安は吹っ飛びました。
かなりかっこいい!!
今この時代にやってもこんなにかっこよくなるんですね!
後ろの炎の映像もすごかった。
お二人の♪ラララ~の掛け合いもすっごく良かった。
とにかくとってもかっこ良かったです。
8月が楽しみ。
チケットとれるかなぁ・・・。

そして次にSons and Daughters
イントロが始まった途端客席もまたまた大喜び。
しかし、歌に入るところで突然ピタッと止まったんです。
ASKAさんニコッと笑ってフェイント(笑)
その笑顔で客席を見る感じがかわいかったです。
そしてそのまま曲に入ります。
なぜかASKAさんこの曲はずっとドリンクを持ちながら歌ってました。
♪水平線の両手を真似て~って歌いながらドリンクを差し出す姿がちょっと面白かったです(笑)
曲が終わった後スタッフさんが出てこられてASKAさんのドリンクをとりかえていたので、もしかして中身がなくなったぞ~っていうサインだったのかな??

さてさてここでMCです。
なぜかASKAさんまるでラストの曲の前のMCのような感じで話されます。
今年25周年を迎えます、この年を転機にできればいいなぁと思ってます、みたいなことを話した後に、なんだか最後みたいなMCですね(笑)ってご自分でおっしゃってました。
そんな感じで25周年っていうのを強調してるのですが、途中、『っていうかもうどうにかなってしまえ~みたいな』ってジョークっぽく笑いながらおっしゃったんです。
ジョークっぽかったけど、なんかすごく気になってしまいました、この言葉。

その後CHAGEさんの、そろそろおしりもべたついてきた頃でしょう、という言葉とともにみんな立ちだし、始まった曲はこの愛のために
イントロが流れてきてまた歓声が。
なんだかこのイントロ、さぁ行くぞ~って気になりますよね。

そして次に流れてきたイントロは青春の鼓動
久しぶりなわけでまたまた叫んでしまいました(笑)
ASKAさんのハーモニカも聞けて嬉しい!
追いかけるところはもう張り切って大きな声で歌いました♪
楽しい~♪

そして次に聞こえて来たのが、ゼロの向こうのGOOD LUCKを思わせるベース音。
えっ?!これやってくれるの?!と思ってまたまた叫ぶ私。
しかし始まったのはCATCH&RELEASE
驚きと、この曲も生で聴いたことがないので嬉しさでさらに叫ぶ(笑)
このベースにのせて歌うCATCH&RELEASE、なんだかすごい!
こんなことできちゃうのね。
しかもアレンジが違って変拍子なってたりするので面白かった。
Sea of Gray風に手拍子するのがポイントね(笑)

そして次に僕はこの瞳で嘘をつく
あれれ??ASKAさんがギター持ったままだ。
ってことはカウントダウンライブでもやってくれた片手側転降り??は今回はやっていただけないのねぇ~って思ってしまいました(笑)
っていうか今回そういうせりあがるステージを作ってなくてできないからわざわざギターを持ってやってるのかなぁとか思っちゃったのですが。
ギターを持って歌う僕瞳はなんだか貴重です。
でも最後のサビでお二人が寄り添って歌うのが見れなくて残念でした。
CHAGEさんはASKAさんのほうにかなり寄って行ってるけど、ASKAさんはスタンドマイクだから動けなくてそのまま歌ってると言う感じで。

その次に来ました、YAH YAH YAH
STAMPバージョンほどではないのですがなんだかちょっとおとなしめのAメロ。
でもサビは同じでした。
いつものように私もノリノリで拳を振り上げました♪
やっぱり気持ちよいですねぇこの曲。

そして次にSAY YES
曲順からしてもうすぐ終わりそうな予感・・・。
まだSAY YES中なのに寂しくなってしまいました。

そしてMCです。
なんだかもう終わり?!って感じでした。
いつもにもまして。
CHAGEさんがお話されて、さて次はASKAさん、と思ったのになぜかASKAさんのMCはなくそのまま次の曲へ。

どういうこと??と思いつつnot at allへ。
みんなじっと立ったまま聴いているのですが、自分も含め気づくとみなさん頭でうなずくようにリズムをとりながら聴いてるんです。
それに気づいたときなんだか嬉しくなりました。
そしてこの曲のバッグで昔の映像がいろいろ流れるんです。
はじまりはいつも雨とか夢の番人とかHEARTとかifのCMの一部とか。
とにかくいろんな映像が流れて一つ一つがあのときのもの、このときのものと考えるといろんな気持ちが沸き起こってきてそしてCHAGE&ASKAとともに歩んだ歴史を感じてまたまた感動しました。
not at allの後続けてOn Your Markの後にあったようなインストにのせて二人が歌います。
ripple ringの♪たどりつきたいHeavenと鏡が映した二人でもの♪愛する人を愛したいだけ愛せる日まで愛してみるだったと思います。
そして曲が終わってここでASKAさんのMCかなと思ったところでASKAさんの語りが始まりました。
オープニングフィルムでも語っていた“人は願うものがある限り果てしない”などなど。
なんだかASKAさんがひとつひとつ丁寧に気持ちをこめて語っている姿を見ていろいろ感じるものがあって、またいろいろ考えてしまいました。

そして聞こえてきたイントロがWALK
これがラストの曲か?!
なんだか鳥肌が立ちました。
今回の選曲、曲順、なんだかすごい!って思ってしまいました。
カウントダウンライブでもあまり声が出ずに苦しそうだったWALKがラストに持ってこられるなんて思ってもいませんでしたし。
やっぱりこの曲はかすれ声が目立ちましたが体いっぱい一生懸命歌っているASKAさんがすっごくかっこよくみえました。
そして最後、いつものようにみんなで手をつないでご挨拶。
本当にいつもにも増してあっという間に終わってしまった気がしてもっと歌って欲しい!って気持ちでいっぱいでした。

しかしそのままエンディングフィルムが流れます。
フィルムというかスタッフロールでしたね。
いろんな映像が映し出される中なんと大宮ソニックシティの入口が映し出されたんですよ。
開場前に外で並んでいたときカメラを回してる方がいらしたので何を撮ってるのかなぁって気になっていたのですが、ここで流すための映像だったのですね。
なんだかそういう細かいことが嬉しかった。
だってこのツアー中きっとずっとやるんでしょ?
そう考えるとすごいなぁって思いました。
終わった後時計を見てびっくり!
ライブの初日に近いとあんまり長くならないはずなのに、もう21時半!
始まったのが19時ちょっと前くらいだから2時間半あったんですね。
いつもより短く感じたのになんだか不思議でした。

今回のライブはいつもとなんだか違う感じがします。
25周年だからなのかどうかはわかりませんが、とにかくすごい!
何がすごいのかよくわからないんだけどすごい。
目で見て感じるすごさというより、目に見えない何か、伝わってくるものがすごい気がします。
いろんなものがあるとは思いますが、オフィシャルサイトのBBSをずっと見てきていたので、なんだかそれに関するメッセージみたいなのもあるんじゃないかって勝手に考えてしまいました。
オフィシャルサイトだというのにひどい荒れようで札幌のカウントダウンライブのこともめちゃくちゃ書かれてましたし、ASKAさんののどに関してのことや、新曲が出ないことに関してもひどいことが書かれていました。
とにかく荒れ放題という感じでしたから。
実際お二人があのBBSを見られていたかどうかはわかりませんが、見てなかったとしても何かしらスタッフさんから聞いてらっしゃると思いますし、だからいろいろ考えることもあったんではないかなぁと思うんです。
今回のライブ、それに対する気持ちみたいなものも含まれているんじゃなかなぁって思ってしまうのは私だけでしょうか。
最近は昔みたいに寝ても覚めてもCHAGE and ASKAというほどではないのであまりいろんなことは知りません。
だから逆にあのBBSでのことが気になってしまって、妙にそこに結び付けてしまってるだけなのでしょうけど・・・。
そんなわけで、「っていうかもうどうにかなってしまえ~みたいな。」みたいなことをASKAさんが笑いながらおっしゃったとき、笑っていたけど実はそうじゃなかったりして・・・とか勝手に考えてしまったんです。
not at all後の♪愛する人を愛したいだけ愛せる日まで愛してみる、ってところも実はファンに対するメッセージなのかなぁとか考えてしまったりして。
文句ばかり目立つBBS、このままじゃこの先どうなってしまうのか、などの書き込みも目立ちましたが、たとえ先の不安を感じても愛せる日まで愛して欲しい、みたいな。
それでいて最後の曲で♪君を失うと僕の全ては止まる、なんて。
なんかもう勝手に想像が膨らんでいき、そして勝手に“愛せる日まで愛します!”という気持ちになりました(笑)
っていうか私は別にカウントダウンライブに不満もなかったですし、新しいアルバムなしでのライブだって全然不満じゃないですからね。
新曲が出ることにこしたことはありませんが、新しいアルバムがなくたってこんなに感動できるライブをしてくださるのだから。
こういうことも含めてとにかく今回のライブは今までと違うという感じがすごく伝わってきます。
これを転機に・・・というお話もあったのでこれから先いろいろ考えてらっしゃることもあるのでしょうね。
とにかく今はそれが楽しみです。
まだ始まったばかりのツアーですから体調に気をつけて頑張って欲しいですね。